「人権」というと堅苦しい、難しい、専門用語ばかり・・・
そんな近寄りがたいイメージを持つ人が多いんじゃないでしょうか?
実際私も、人権ファシリテーターとして活動を始めるまでは「人権」について深く考えたことはあまりありませんでした。
あまり…と書いたのは実際に差別される側になったことがあるからです。
全くの誤解からの差別でしたが、差別する人の視線・偏見を持った人の目ってなんて冷たくて醜いんだろう、というのが初めての差別体験の感想でした。
人権はすべての人が生まれながらに持っているハズのもの
自分自身や大切な誰かを守るもの
本来とっても身近なものなんです。
現在は広い意味での「子どもの人権」を専門としています。
子どもの人権については虐待やいじめなどだけでなく、性的マイノリティ、同和問題、外国人、障がい者、災害時の人権…あらゆる人権問題が関わってくるものだと感じています。
周囲の環境によって偏見の目が育ってしまう前の、純粋で柔らかい子どもの心を守るためにはどうしたらいいんだろう?
そう考えた時に、子ども達自身はもちろん、保育・教育関係者の方やお父さんお母さんなど子どもに関わるすべての方へお伝えしていくことが、長い目で見て「すべての人に優しいまちづくり」となるのではないかという答えに行き着いたのです。
今までに扱ってきたテーマは、性的マイノリティ(LGBTQ)の人権、同和問題、災害時の人権。
特に、性的マイノリティについての啓発に力を入れています。
「難しい勉強会はちょっと・・・」私もそう思います。
なので、話しやすく楽しい空間、笑い声がたくさんのワークショップを目指しています。
「人権ってなんだろう?」と考えていただくワークショップもたくさんご用意していますよ。
まずは「知る」ということから始めてみませんか?
公立保育所、私立保育園、幼稚園、小中学校、児童センター、児童クラブ、子育て支援センターなど、福井県鯖江市内の子どもと関わるすべての職員(約1300人)を対象に人権啓発も兼ねた大規模な意識調査を実施。75.7%の方から回答をいただきました。
LGBTQの当事者の方の実体験を教えていただくウェブアンケートを実施中。
アンケートの結果をセミナーや啓発の際の参考資料として活用し、LGBTQの子ども達の力になれるよう活動を展開する予定。
最近自然災害が増えています。災害が起こってしまった時、子育て家族は「災害時要援護者」となることをご存知ですか?
にじいろ子育てワールドカフェvol.2のちょこっと勉強コーナーで、親子が安心して避難できるようにするために、災害時に助け合えるようにするために、幼児安全法と人権の観点からお話させて頂きます。
市職員を対象に、人権についての研修を実施しました。テーマはLGBTQ・同和問題。従来のようにただ座って講演を聞くだけではなく、ワークショップを取り入れて頭と体を動かすことでより理解を深めます。市役所職員全体の研修で参加人数が多いため、同じ内容のセミナーを2回開催。とても活気のある研修となりました。
福井県鯖江市には同和地区に指定されている地域はありません。そのため、「同和」という言葉すら知らない人が多いです。知った上でではなく、全く知らない人が身近で同和問題に直面した時に誤った情報などで差別を助長することのないように、日本固有の人権問題としてどういうものなのかということをワークショップを通じてお伝えします。
また、参加型学習として、簡単なゲームを通じて、皆さん一人ひとりに差別体験をして貰います。
その時、あなたは何を感じるでしょうか?
調査目的:鯖江市において初めてとなる性的マイノ
リティに関する意識調査の実施 および
性的マイノリティに関する人権啓発
調査対象:鯖江市内の保育・教育関連施設全職員
1284人
調査期間:2016/7/13~9/2
回答者:972人 (回答率 75.7%)
自分がどういった相手を好きになるのか、自分の性別はなんなのか、人知れず悩み苦しんでいる子ども達がたくさんいます。
にじいろ子育てワールドカフェvol.1のちょこっと勉強コーナーにて、まずは子どもの1番身近な存在であるお家の方へ、LGBTについて基礎的なことをお話させて頂きました。
福井県鯖江市北中山地区の婦人会様からのご依頼で、人権セミナーを開催。
性的マイノリティについてワークショップを交えながらお伝えさせて頂きました。
地域の子ども達~お年寄りまで幅広い年代の人達が利用する社会教育施設である公民館の職員、生涯学習課職員を対象に人権ワークショップを開催。
人権セミナーやワークショップは基本的に2時間程度のお時間を頂けますと幸いです。(時間応相談)
資料の準備やスケジュールの調整等が必要なので、お早めにご連絡ください。